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業務用ソフトを自社開発した時のメリットとデメリット
業務用ソフトを自社開発した時のメリットとデメリット
業務で利用するソフトやアプリを利用したい時に起こり得る問題として、自社開発にするかどうか?という点が挙げられますよね。
既存の業務用ソフトを利用する、またはソフト開発自体を外注する場合と比較すると、自社開発ならではのメリットやデメリットが存在します。
本記事では自社開発のメリットとデメリットに触れたのち、デメリットを解決する手段を提案します。
業務用ソフトを自社開発した時のメリット
まず、業務用ソフトを自社開発した時のメリットは以下の3点です。
・納期に融通が効くため、納得するまで開発に専念できる
・自由度の高いソフトを作れる
・開発したソフトを応用し他社に販売できる
1つ目は、納期に融通が効く点です。自社で利用するためのソフトであるため、クライアントから指定された納期を気にせず、無理のない期間で納得いく形に仕上がるまで開発に専念できます。納期に間に合わせるためにテストをおろそかにしてしまうことや、納期遅れによるクレームなどの心配もありません。
2つ目は、自社の状況に合わせた自由度の高いソフトを作れる点です。システム開発を行うと、途中で追加で機能をつけたくなったり、運用環境が当初予定していたものから変わったりする可能性もありますよね。開発を外注している場合進捗状況によっては対応してもらえない、もしくは見積りが大きく変わってしまうといったことが考えられます。
3つ目は、自社開発した業務用ソフトを、他社システムにも組み込めるような形にすれば、似たような業種の他社に販売することも可能な点です。販売活動がうまくいけば開発費の回収も早く進みます。
業務用ソフトを自社開発した時のデメリット
次に、業務用ソフトを自社開発した時のデメリットは以下の3点です。
・導入までに時間がかかる
・開発費用がかかるため、回収まで時間がかかる
・人材が足りない可能性がある
1つ目は、既存のソフトや外注して開発したソフトを利用するよりも、導入までに時間がかかりがちな点です。既存ソフトなら購入後早ければ即日導入、外注の場合なら納期設定ができるため導入時期の見通しがつきますが、自社開発だと納期に対するプレッシャーが強くないため、当初の予定よりも遅れてしまう可能性があります。
2つ目は、開発費用がかかるため、回収までに時間がかかる点です。自社開発は外注するよりは安く済むことがほどんとですが、それでも多額の初期投資が必要です。開発システムがのちに業務効率化に繋がり、トータルでコスト削減に繋がれば問題ないと考えていても、実際に運用を始めてみると全ての費用を賄うまで途方もない時間がかかる場合もあります。
3つ目は、すべて自社従業員で開発を行おうとすると、人材が不十分な可能性がある点です。自社エンジニアのスキルレベルの把握が適切にできていないと、後から実装できない機能が出てきたり、結局部分的に外注することになる可能性も出てくるでしょう。
自社開発のデメリットが気になるなら、既存ソフトを使うのも手
自社開発できそうなリソースがあったとしても、以上のようなデメリットが心配であれば、やはり既存のソフトを利用するのも1つの手段です。なおAPデータバンクでは、CMSホームページ、メールフォーム、業者手配ソフト、業務委託管理ソフトなど、幅広い業種で汎用的に利用できる業務用ソフトウェアを多数扱っています。
いずれもマンスリー契約が大半でカスタマイズ機能も豊富なため、自社開発並みの自由度はなくても十分な機能のソフトをコストを抑えて導入可能です。
中には無料のトライアル期間があるソフトもあるため、自社開発を前に一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
記事執筆者 ヒイラギ
2015年から民間企業にて在宅勤務を行う。テレワーク事情に詳しいフリーライター。