お役立ち情報

営業代行フリーランスへの依頼を検討しているなら!知っておきたいメリット・デメリット

営業代行フリーランス

自社のサービス・商品を普及させるために、営業代行フリーランスへの依頼を検討されている担当者の方も多いことでしょう。ビジネスが多角化している現代では、その道のプロに委託することは生存戦略として有効です。そこで本記事では、営業代行フリーランスのメリット・デメリットなどを解説します。

そもそも営業代行とは

営業代行とは、自社の営業活動を代わりに行うサービスのことを指します。内容は自社の営業スタイルや製品などによってそれぞれ異なりますが、主に飛び込み営業やテレアポ、営業活動に必要なDMの送付、コンサルなどが一般的です。

営業代行フリーランスに依頼するメリットは?企業への依頼と比べた利点

次に、実際に営業代行フリーランスに依頼するメリットについて解説します。

依頼費用を抑えやすい

まずは「費用を抑えやすい」というメリットがあります。営業会社は、人件費・広告費・運営費用などがかかるのに対し、フリーランスの場合は諸費用が最小限になるためです。営業代行会社の料金相場は、固定報酬型で月額約50万円〜、成果報酬型なら売上の30~50%程度とされています。一方で営業代行フリーランスは、固定報酬型で月額約30万円〜、成果報酬型なら売上の30~50%程度です。もちろん実績や経験によって差はありますが、法人よりは安価で依頼できるでしょう。

対応の柔軟性が高い

営業活動を行うにあたって、イレギュラーなトラブルは少なからず起きてしまいます。そのような際、個人に裁量があるフリーランスなら柔軟に対応してくれる可能性が高いです。また、営業代行会社なら断られてしまうような依頼内容でも、フリーランスであれば柔軟に対応してくれる可能性があります。さらに、自社が求めるサービスだけを依頼するなど、ピンポイントでの提案が容易なこともメリットのひとつです。私自身も、法人より個人の方が小回りが利くと考えています。柔軟な対応ができる点を強みとしている方なら、より安心して頼めるといえるでしょう

営業代行フリーランスに依頼するデメリットは?企業への依頼と比べた欠点

営業代行フリーランス

ここでは反対に、フリーランスに依頼する際のデメリットを紹介します。メリットばかりではないため注意が必要です。

リソースが少ない

大きなデメリットとして、「リソースに限りがある」という点が挙げられます。フリーランスは基本的に1人で業務を行っているため、営業成績が良く優秀なフリーランスと契約できても、依頼できる件数には限りがあります。また、リソースを自社だけに提供してくれるとも限りません。もしほかに条件が良いクライアントが複数いる場合、継続をストップされてしまう可能性もあるでしょう。私個人としても、「リソースが足りないため、申し訳ございませんが追加の依頼はお受けできません」といわれたことがあります。自分の希望が叶わない可能性があるのも大きなデメリットといえそうです。

依頼するフリーランスによってスキルに差がある

フリーランスによってスキルに差があることもデメリットのひとつです。営業代行会社であれば、営業担当者の質の担保は受託側の企業がしてくれるため、一定の効果が期待できます。しかしフリーランスへ依頼する場合、質の担保は依頼者側の判断に任されています。また、業務内容をうまく理解してくれなかったり、納期を守らなかったりというフリーランスも存在するため注意が必要です。依頼の前に、相性の良い人材かどうか慎重に判断することが重要となります。

営業代行フリーランスに依頼できる業務内容の例

営業代行フリーランス

ここでは、具体的に営業代行フリーランスに依頼する業務内容の種類を紹介します。

テレアポ

テレアポでは、電話を用いて新規顧客とコンタクトを取り、商談のアポを獲得します。「ひたすら営業電話をかける」「既存顧客のフォローを兼ねる」などやり方は豊富なので、自社に合った形を採用することがポイントです。

メール営業

メール営業とは、メールを用いて新規顧客とコンタクトを取り、商談のアポを獲得することを指します。テレアポのメール版というイメージであり、一度に複数のターゲットにアプローチすることが可能です。

インサイドセールス

インサイドセールスとは、見込み顧客(リード)に対し、メールや電話などを活用しつつ、非対面で行う営業活動のことです。先述したテレアポは、インサイドセールスの営業手法のひとつです。テレアポやメール営業は、基本的に「商談のアポを得る」ために実施します。これに対し、インサイドセールスはテレアポなどを含めて見込み顧客との関係性の構築や商談の設定を目指します。

既存顧客のフォロー

既存顧客へのフォローは、商品やサービスをすでに購入している方に対し、定期的に情報を送ったり、商品の案内をしたりします。このような施策を実施し、既存顧客と良好な関係を築きます。継続的に商品やサービスを購入してもらうためのアフターケアといえるでしょう。

営業のコンサルティング

営業のコンサルティングとは、営業そのものの手法やテクニックについて指導することを指します。営業のコンサルティングでは、営業戦略のアドバイス、営業手法・営業マネジメントツールの導入支援など、営業をスムーズに効果的に進めるための施策を提案します。自社の商品やサービスに精通している社員の方に指導するため、生半可な気持ちではできません。高いリサーチ力とプレゼン力が求められる高度な仕事といわれています。私個人の感想でも、優秀な営業フリーランスに業務の一端を任せるだけでなく、そもそも自社の社員に対し効果的な営業手法を直接教えた方が、長期的には良い結果につながるように思えます。

依頼する営業代行フリーランスの失敗しない選び方

営業代行フリーランス

最後に、営業代行フリーランスを選ぶ際のポイントについて解説します。

実績を確認する

営業代行という特徴柄、依頼する前にパフォーマンスの結果を完璧に予測することは難しいでしょう。そのため、せめて実績については確認するようにしましょう。過去に「どのような商材をどれくらい売ったか」という点を確認することで失敗のリスクを減らせます。私自身も何かを依頼するときには、過去の実績や経験を見るように心がけています。なお、営業代行フリーランスはクラウドソーシングサイトやフリーランス仲介サイト、SNSなどで探すことが可能なので、ぜひチェックしてみてください。

料金体系・対応可能範囲を確認する

営業代行フリーランスといっても、その料金体系や対応範囲は各個人によってそれぞれ異なります。トラブルを起こさないためにも、事前にしっかりと確認してから契約するようにしましょう。「固定報酬」「成果報酬」「成功報酬」といった料金体系のほか、アフターケアまで対応できるか否かなど、チェックすべきポイントは多々あるので注意してください。

まとめ

営業代行フリーランスへの依頼は、コスト削減や柔軟性の高さなどのメリットがあります。しかし、「リソースが少ない」「営業スキルが乏しい人もいる」といったデメリットがあるのも事実です。

「楽JOB」では、独自の評価制度でフリーランスを評価しており、一定のスキルを持った人材とつながりやすいというメリットがあります。営業代行フリーランスへの依頼の際は、ぜひ一度ご利用ください。