お役立ち情報
【ソフト開発】リース(再リース)するメリット・デメリット
企業に取って資金は資源、ソフト開発にはリース・設備融資なども活用
経営に於いて現金は重要な経営資源です。現金を上手に回す事で資金の回転率を高め、効率的な経営が実現できます。その中でも内部留保が多く銀行に必要以上に預けている場合は自己資金での開発をおすすめします。お金は資源ですから活用・動かさないと利益を生まない為、金利差(預金利息と支払利息)を考慮してリースを利用するのも良い手段といえます。お金を月に何回も回す事ができれば効率的な資金の使い方となります。その結果充分な利益が出ている場合は金利を支払ってもリースは有効な手段です。たとえば手元資金500万円で月間売上1500万円ならば手元資金を3回転させている事になります。そこで設備投資で手元資金300万円を使用すれば、効率の良かった経営が資金難で悪化してしまいます。リースは支払が完了すれば、リース会社には実績としてリース枠も残ります。その為、次の設備投資をする際に円滑なリース契約が組めるのもメリットとなります。
ソフトウェアのリースとは?
効率性を高め、将来に備えるために、企業は適切なテクノロジーに投資する必要があります。しかし、すべての企業が、ソフトウェアの導入に必要な多額の投資に対応できる経済力を持っているわけではありません。簡単にいえば、ソフトウェア・リースは、一定期間、投資なしで機器の長期レンタルを可能にします。一般的なリース契約では、貸手がソフトウェアに資金を提供し、借手(企業)がソフトウェアを使用するシステムです。ソフトウェアの所有権は貸主にあり、貸主はあらかじめ決められた期間、企業から毎月少額の支払いを受けるようになっています。
タクシーやレンタカーをイメージしてみてください。4人で旅行したいけれど、誰も車を持っていないとします。車を購入するという方法もありますが、多くの場合、タクシーあるいはレンタカーを予約することになるでしょう。これは、費用対効果が高いだけでなく、維持費や保険料も節約することができるからです。ソフトウェアも同様に、リソースが限られている場合やニーズが限定的な場合は、機器をリースし、使用後に返却することができます。
リースは、特にスタートアップ企業や中小企業など、運転資金を他の費用に回す必要のある企業で人気のオプションです。会計ソフト、製造ソフト、販売管理ソフト、POSソフト、CRMソフト、CADソフト、Eコマースソフト、在庫管理ソフトなど、あらゆる種類のソフトをリースすることができます。小規模な企業にとって、購入するには手が届かないような高度なソフトウェアを入手することが可能です。
リースのメリットとデメリット
ソフトウェア取得の収益性においては、初期取得コストと総所有コストという2つの要素があり、ソフトウェア・リースの場合、この要素が収益性を左右します。
リースのメリット
<初期費用が少ない>
リースの最大の魅力は、初期費用がほとんどかからないことです。一般的に高額な初期費用や頭金を必要とせず、月々の料金で借りることができるサービスとなっています。あらゆる新しい設備への資金調達は、多くの経営者にとって大きな問題であり、ビジネスの成長に必要な資産を購入する余裕がある場合でも、リースを検討することは多いでしょう。リースでは、月々の使用料を何年かにわたり支払ってソフトウェアを使用することになります。リース費用は、ソフトウェアの価格、リースの契約期間の長さなどから決まることが多いです。ほとんどの場合、セットアップとトレーニングは、追加費用なしで提供されています。また、貸主が維持管理を行うため、維持費を最小限に抑えることも可能です。一括払いではなく、毎月の支払いが予測できるリースなら、経費の節約につながりますし、ビジネスの成長のため別の部分に費用を回すこともできるでしょう。
<常に最新バージョン>
技術は急速に進歩しており、コンピュータやその他のハイテク機器をそのまま購入すると、2〜3年後には、再販価値のない時代遅れの機器になってしまう可能性があります。定期的なメンテナンスや更新が必要な機器を購入した場合、ビジネスにとって有益とはいえません。一方、リースを利用すれば、古い機器を返却することができます。メンテナンス、修理、アップデートなどのコストが不要になり、更新の必要がない新しい機器をリースで手に入れることができるのです。リースの場合、このようにソフトウェアのアップグレードが自動的に行われるため、古くなったソフトウェアに悩まされることはありません。
新しい機器を試したり、定期的にシステムを更新したりすることができ、技術革新の最先端を行くことができます。ユーザーは古いソフトウェアから解放されるうえに、年間決まった金額を払えば自動的にソフトウェアが最新に保たれるという安心感が生まれるでしょう。アップグレードやアドオンはリースに含まれており、追加費用は発生しない場合がほとんどです。技術への依存度が高い今日、アップグレードが容易にできることは、ビジネスの効率にプラスの影響を与えます。このように、ビジネスの拡張性は、規模の大小にかかわらず、いかに効率的に技術能力を高められるかにかかっているといっても過言ではありません。ソフトウェア・リースを利用することで、企業は多額の費用をかけずにリードを獲得することができます。
<継続的なサポート体制>
ほとんどの場合、リース契約には、技術サポートと継続的なメンテナンスの費用が含まれています。修理や点検も契約の一部となっていることが多いです。更新される新しいソフトウェアを使用し続ける中で、サポートエージェントに連絡することができるのは大きなメリットでしょう。
<キャッシュ・フローの改善>
リースの月額費用は、固定でありながら柔軟性があるため、事業資金の効率的な調達が可能です。キャッシュフローを圧迫するような大きな出費がなくなるため、日々の必要な資金を確保し、予算の負担を避けることができます。さらに重要なことは、貸し手は通常、メンテナンスと関連するすべてのコストを負担するということです。その結果、キャッシュフローやビジネスクレジットラインに支障をきたすことはありません。そのうえ、ソフトウェア・リースは柔軟な支払いシステムを提供し、多くの場合、簡単にアップグレードすることが可能です。また、リースにかかる総支出は広く分散されるため、手元資金に余裕ができ、効率的な予算編成が可能になります。固定費を長期にわたって分散させることができるため、前払いよりもキャッシュフローが楽になるでしょう。
<チームの生産性を高める>
ビジネス上の決断は、従業員にとってより良いものであるべきです。古いパソコンや動作の遅いパソコンで仕事をしたいと思う従業員はいません。ソフトウェアをリースし、コンピュータや技術を最新の状態に保つことで、従業員にスピーディーに最新の機器を提供することができます。そうすれば、従業員がイライラすることもなくなり、より生産的になるでしょう。さらに、ソフトウェア管理者は、予算、作業量、機器の能力を把握することで、プロジェクトや使用方法をより自由に計画できるようになります。経営陣の不満も解消され、機器の購入に伴う煩雑な手続きに煩わされることもありません。
<将来の計画を立てやすい>
機器を購入する場合とは異なり、リースでは毎月の費用が固定されるため、役員、管理職、チームにとって将来の計画が立てやすくなります。さらに、ソフトウェアをリースすることで、社内の計画立案に関して以下のようなメリットがあります。
・ソフトウェアチームによる支出やプロジェクトの計画立案の促進
・経営陣、CEO、CFOが年間支出を事前に計画することを奨励
・顧客は、自社の機器が最新で信頼できるものであることを知っているので、顧客との交渉をより良く、より正確に行うことができる
・リース期間中の保証とサービスを含めることで、余分なメンテナンスコストやダウンタイムに関する計画を回避できる
・リース契約を通じて企業の信用を高め、財務的な評価を向上させられる
<契約期間終了後の柔軟性>
リースの契約期間終了時は、一般的には「機器を返却する」か、使い続けたい場合は「リースを延長する」かのどちらかになります。ソフトウェアが時代遅れである場合には、代わりに最新のソフトウェアを購入することもできますが、購入は強制ではありません。
<将来的に購入を考えている場合にも有利>
機器を入手するうえで、今はまだ投資できないけれども成長しつつあるビジネスに対して将来的にはソフトウェアの購入をしたいと考えている場合、リースは良い手段です。初期費用を抑えながら機器をリースすることで、毎月の出費を予測し、正しく予測できたという確信があれば、購入の出費を計画することができます。
リースのデメリット
<長期的には割高になることも>
長期的に見れば、資産や設備をリースすることは、購入するよりもコストが高くつく可能性があります。これは、ソフトウェアを直接購入する場合には存在しない手数料が発生するためです。必要な機器をすぐに使いたかったり、短期間の契約を希望したりしている場合には、リースは最適です。しかし、長期間にわたるリースは、機器の価値以上の金額を支払うことになる可能性があり、費用対効果が低い場合があります。電話システムなど他の機器への投資と同じように、全体的なコストは、購入するよりも高くなる可能性は避けられません。
<契約上の義務>
リースの契約期間中は、リース会社の条件に従う必要があります。あくまでも機器はリース会社の所有物であるため、自社がソフトウェアの使用を中止することがあっても、契約書に記載された指定日までは支払いを続けなければなりません。
<所有権>
リースの契約期間が切れると、機器を所有できなくなります。ただし、技術はスピーディーに進歩し更新されるため、これは、コンピュータ機器におけるメリットともいえます。
ビジネスにおけるリースの可能性
リースする場合、経営者はソフトウェアにかかる多額の初期費用の問題を解決し、アップグレードの心配を軽減し、メンテナンスを外部に委託することができます。ソフトウェアビジネスの歴史における他の展開と同様に、リースは最終的に良いモデルになる可能性があります。リースではインストール作業が不要になり、パッケージが郵送されてきたときに重要なCDを紛失する心配もないでしょう。
また、リースにおける大きなメリットの一つには、さまざまなオプションが提供されていることです。自社がいつ、どこで、どのようにそれを必要とするのか、個々のビジネスニーズに合わせて正確に必要なものを選択することができます。このような柔軟性と拡張性は、他の方法では実現しにくい優れた要素です。自社とそのスタッフに最適なオプションを検討することが重要です。信頼できる献身的な、近代的で透明性のあることを証明したリース会社を選ぶようにしましょう。
ご利用前にアカウントの登録が必要です。こちらのアカウントで全てのサービスをご利用頂けます。このサービスは企業様専用のサービスとさせて頂いております。個人、個人事業主の方はご利用頂けません。
ご利用前、ご利用中のお客様でご質問がある場合はお気軽にお申し付け下さい。
テレワーク(在宅ワーク)対応、システムを駆使してコストの削減・事業の効率化・売上の向上をご提案致します。<低リスク・低価格>なサービスとなっています。
アカウント数の制限や課金体制により、便利で安そうなソフトウェアが割高になることもございます。さまざまなお客様の声に応えようとすると、多機能になりすぎて、ほとんどの会社が利用しない機能、わかりずらい機能などを抑えて、シンプルで最小限のソフトウェアの提供を目指しております。運用実績のあるソフトウェアを販売も行っております。カスタマイズして便利に使えるソフトウェアにもなります。
中小・個人事業主へ特化した長く使える安くて便利なソフトウェアの提供を行っております。
お電話では一次受付となり全て折り返し対応とさせて頂きます。折り返し対応には3営業日以内に折り返し致します。既にアカウントをお持ちの方は会員画面のご要望欄からも受付しております。<業務担当は土日祝お休みとなります>
APソフトウェア お問合せ先 TEL 03-4578-5831